JR中央線高円寺駅周辺商店街及び高南通りの8つの演舞場にて行われた、
第57回 東京高円寺阿波おどりへ行ってきました。
写真 : のびゆく連 「東京、夏の風物詩と功労連」 2013年8月24日 撮影
東京高円寺阿波おどりは、1957年に始まり今年(2013年)で57回目を迎えました、
2012年の見物客は95万人に達し、約150の連が参加し会場を盛り上げます。
演舞場は中央演舞場、ひがし演舞場、純情演舞場、パル演舞場、桃園演舞場、みなみ演舞場、
ルック第一演舞場、ルック第二演舞場の8箇所で
各連が8の字を描くように流し踊りをしながら会場を移動していきます。
開催時間は17:00~20:00で開始時間前から場所取りをしている方も多く、
阿波踊りが始まる頃にはガードレール越しも見物客で埋まる程賑わいますので、
ゆっくりと見たい方は、早めに会場へ行き場所を確保することをお勧め致します。
そして、関係者の方々、お疲れ様でした。
HPを拝見させて頂き、各連の方々が東京高円寺阿波おどりを1つの目標とし、
毎年、練習を積み重ね駆け抜けていることを知りました。
様々な方の思いが積み重なっているからこそ
阿波踊りは見る者に笑顔と元気を与えるのだろうと思いました。
東京高円寺阿波おどり関連リンク
NPO法人 東京高円寺阿波おどり振興協会
東京の夏の風物詩 2013年 第57回 東京高円寺阿波おどりの写真
阿波踊り連 たまき
桃園演舞場のトップバッターは小金井市を活動拠点とする、阿波踊り連 たまきでした。一番手で緊張するだろうと思いましたが子供達の顔には微塵の緊張も感じられず
素敵な笑顔と踊りで見物人を和ませておりました。
江戸歌舞伎連
1995年に発足され高円寺を拠点とし活動する江戸歌舞伎連は、先頭の親子でしょうか、皆さん和気藹々としておりとても楽しそうに踊っており、
抱かれている子供がお母さんと一緒に指がピンと立てている姿は
とても可愛かったです。
又、やっこ踊りの方がコミカルな動きと表情で桃園演舞場を沸かせておりました。
舞蝶連
遠くでザワザワと盛り上がる方を見て見ると1994年に発足され高円寺を拠点とし活動する舞蝶連が踊っていました。
先頭の女性の容姿としなやかさとキレのある踊りは
連名と同じ蝶のようで思わず目を見張るもので、
躍動感溢れる提灯を使った粋な男踊りが印象的でした。
花菱連
踊り手が一丸となり登場したのは1966年に発足さし高円寺を活動拠点とする花菱連、進行方向に背中を向け踊る演出で会場を盛り上げていました。
鳴り物の太鼓の女性がぐっと腰を落とし力強く叩く瞬間の粋な姿が見ていて爽快でした。
三茶連
1978年に地元三軒茶屋栄通り商店街活性化の為に発足された三茶連、先頭で踊る子供達が元気一杯に踊り連を導いておりました。
美踊連
1973年、高円寺南側の町会を母体に発足された美踊連、丁寧な女性らしい動き女踊りと粋な感じが伝わる男踊りが印象的でした。
志留波阿連
1970年、高円寺シルバー商店会より発足された志留波阿連(シルバー連)、先頭の子供達が着物を着てあどけなく踊る姿が可愛らしくて会場を和ませ、
最後は女踊りの方達が下駄で桟敷の側を猛スピードで駆け抜けるという迫力ある演出で
会場を驚かせました。
粋輦
1998年に発足され高円寺を拠点とし活動する粋輦は、連の字が「輦(てぐるま)」になっており、「すいれん」と読むそうです。
子供の見事な扇子踊りが会場の注目を集め、
後半は桟敷を向いて踊る演出で見物人と一緒に大いに盛り上がりました。
高円寺誠連
赤紫色の衣装と若々しく活気に満ち溢れた軽快でキレのある男踊りは、見ていて爽快で表情良く楽しんでいる姿がとても印象的でした。
和樂連
1972年に発足され高円寺を拠点とし活動する和樂連、豪快な提灯を使った男踊りで会場を沸かせておりました。
むさし葵連
1987年に発足され徳島の阿波踊り協会所属の葵連を親にした兄弟連のひとつで埼玉県狭山市を拠点に活動するむさし葵連、
かがんだまま踊る男踊りで会場を沸かせておりました。
のびゆく連
1962年に発足され、高円寺阿波おどり連協会の中でももっとも早く発足された連のようです。子供達が多くチビッ子達が皆でのびのびと踊る姿は見ていて微笑ましい光景でした。
夏遊連
2008年に発足された、東京高円寺阿波踊りを楽しむことを目的とした連、笑顔で踊る提灯を使った男踊りが印象的でした。
写楽連
1980年に発足され高円寺を拠点に活動する連、やっこ踊りの奴凧を持ち上げる仕草の時、持ち手の右手が左より若干高く上がっているのですが、
それに合わせて奴凧役の方の方も同じ角度で上がっているのには驚きました。
又、本家大名連の団扇と着物を着た方も一緒に踊られておりました。
東京えびす連
1998年に発足され、徳島の阿波おどり振興協会所属の有名連“ゑびす連”さんを目標として練習に励んでいるそうです。
東京えびす連のHPを拝見していた所、
阿波踊りの本場、徳島のゑびす連から東京高円寺阿波踊りに
踊り手の方が5名参加されていたようです。
東京高円寺阿波踊りの東京えびす連の様子は
団扇を使っていきいきと豪快に踊る男踊りが印象的でした。
美遊ひよこ連
チビッ子達を引率するように踊る子が、しっかりとチビッ子達の動きを見守り気に掛ける優しい姿が
素敵で印象的でした。
朱雀連
2003年に発足され高円寺を拠点に活動する連、豪快な提灯を使った男踊りで会場を盛り上げておりました。
華純連
2006年に発足され高円寺を拠点に活動する連、男性の男踊りがとても気合が入っていて見応えがありました。
つくし連
練馬区の子供たちを中心とした阿波踊りの連、男の子が男踊りを粋に踊る姿と
桟敷からの声に答え太鼓を力いっぱい叩く姿が印象的でした。
小六
1974年に発足され、以前は苔作連の連名で活躍していたそうです。見物人からの声援に踊り手が答えながら笑顔で踊って、
桃園演舞場は大いに盛り上がりました。
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